沖縄・座間味島
阿真ビーチを中心に島の自然を守る活動を続けています。

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2013-02-09,10

シワハイルカ『ハイル』君の骨格組み立てワークショップ

2011年8月6日の台風の最中、阿真ビーチにシワハイルカが座礁しました。
ウミ里会が中心となって救命活動をしましたが、残念ながら助からなかったこのイルカから、
海や命のことを学び、子どもたちの環境教育に役立てようと、
骨格標本という新しい命を吹き込む取り組みを進めてきました。
子どもたちが「ハイル君」と名付け、ちょうど1年前、みんなで骨格発掘をし、
いよいよ、来月、子どもたちの参加で立派な骨格標本に組み立てられることになりました。
国立科学博物館から世界的権威の鯨類博士2氏(山田格先生と田島木綿子先生)と、
骨格標本製作プロの1氏(薄井誠氏)を講師にお招きして、
骨格組立ワークショップが開催されます。

ワークショップ(座間味港旅客待合所にて)
2月9日(土) 15:00~17:00
2月10日(日) 13:30~15:30

くじらカフェ(座間味コミュニティセンター)
2月9日(土) 19:30~21:00

一般の方も参加自由ですので、興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。
参加費は無料です。
また、募金もお願いしています。詳しくはこちら→LinkIconざまみイルカ会

2012-10-10

マリンダイビングでウミガメのグラビア

2012年10月10日発売のマリンダイビング11月号(555号)の特集「5人の水中写真家が絶賛する旅してほしい海」で、うみまーるが紹介する座間味島の写真でウミガメを紹介しています。
見開き2ページで、モデルは、阿真ビーチに来るアオウミガメで一番小さくてかわいらしい「しずく」。
ぜひ、ご覧ください。

『マリンダイビング』水中造形センター
Amazonでのご購入はこちらマリンダイビング555号

2012-08-25

QABで『ウミ里会』の活動紹介

先日、BS朝日で放送された『にほん風景遺産』が、QAB琉球朝日放送で再放送されます。
座間味島の特集で、ウミ里会の活動も紹介され、うみまーるの2人や糸嶺家の3姉妹が登場します。
●8月25日(土)午後10:00〜10:54 QAB『にほん風景遺産』
 タイトル『沖縄・座間味 楽園の海に生きる島の民』
 ぜひ、ご覧ください。

2012-08-09

阿真ビーチで無事、子ガメが旅立つ

阿真ビーチで6月4日に産卵したアオウミガメの産卵巣から、無事、子ガメたちが旅立ちました。産卵から66日目。ちょうど60日経った日は、台風11号の最中。その台風が過ぎ去るのを待ってのハッチアウトでした。深い砂の中で、子ガメたちは海が荒れているのを察知し、おさまるのをじっと待っていたんですね。野生の叡智と生命力には、いつも驚かされます。

2012-08-07

BS朝日『にほん風景遺産』でウミ里会の活動も紹介

BS朝日『にほん風景遺産』という番組で、座間味島の特集が組まれ、
その中で、ウミ里会の活動も紹介され、うみまーるの2人や糸嶺家の3姉妹が登場します。
●8月7日(火)午後9:00〜9:54 BS朝日『にほん風景遺産』
 タイトル『沖縄・座間味 楽園の海に生きる島の民』
 ぜひ、ご覧ください。

LinkIconにほん風景遺産

2012-07-27

海の環境NPO法人OWSの会報誌で、モクマオウ駆除と活用の取り組み紹介.

うみまーるの2人が会員のOWS(The Oceanic Wildlife Society)の会報誌『エブオブ』で、ウミ里会で呼びかけた外来種モクマオウの駆除と活用のレポートが掲載されました。

2012-06-15

母ガメ道路に落ちる!?

写真提供:志水英明さん午前6時半頃、クジラ公園横のビーチ近くの座間味ー阿真線道路にアオウミガメがはい回っているのを出勤途中の工事作業員が発見.駐在の志水さんが連絡を受け、ウミ里会のメンバーに連絡して、現場に急行しました。甲長1m程のアオウミガメのメスで、ビーチから30mほど離れたところまで歩いて来ています。ビーチを見ると、砂浜に産卵場所を探した形跡がいくつもありました。砂浜と道路の間にはコンクリートの壁があるのですが、砂浜の奥は強風で吹き飛ばされた砂が堆積して壁の上まで砂があり、母ガメはそこまで行ったところで、誤って道路に落ちてしまったようです。海へ帰ろうとしても、高さ数十センチのコンクリートの壁を乗り越えることはできず、出口を探して、道路をウロウロしていたようです。前脚は擦れ、血がにじみ、道路には歩いた後の血の模様が点々と付いていました。
大人5人でやっと抱えて車の荷台に載せて運び、砂浜で下ろすと、自分でゆっくりと海へ向かって歩き始めました。疲れているのか、時折歩を止めて休みながら、無事、海へ帰っていきました。
ウミ里会では、後日、コンクリートの壁際の砂戻しとビーチクリーンを行いました。

2012-06-04

阿真ビーチでアオウミガメが産卵.

阿真ビーチの砂浜に進出していたモクマオウを村の事業で駆除してもらったところに、アオウミガメが産卵しました。早くもうれしい成果があらわれました。順調に行けば、8月上旬に子ガメが旅立ちます。そっと自然のままに見守りたいと思っています。

2012-03-17

阿真ビーチでアオウミガメのセーイカ卵塊捕食を確認.

写真提供:南部和紀さん阿真ビーチの常連のアオウミガメ『ミツ』が、セーイカ(沖縄方言でソデイカのこと)の卵塊を食べているのが確認されました。写真は、ウミ里会のメンバーでもある島のリピーター客・南部さんが撮影したものです。この冬から春にかけて、強風が続き、外洋からの漂流物が島に多く吹き寄せられていました。セーイカの卵塊もその中の1つです。座間味島周辺の深海には、体長1mにもなるセーイカが住んでいて、春になると産卵し、これまた長さが1mくらいになる卵塊が外洋の潮目で流れ藻と一緒に漂っています。それが浅瀬に寄って来たものです。アオウミガメは沿岸の藻場に居着く前、生後2−3年?の幼少の頃は、外洋の流れ藻について暮らしています。食べ物は、流れ藻のまわりにいるもので、海藻、クラゲなど様々なものを食べると考えられており、『ミツ』とっては、懐かしい味だったのかも知れません。

2011-12-01

座間味村広報誌『広報ざまみ』で、ウミ里会紹介.

座間味村が定期的に発行している『広報ざまみ』で、ウミ里会の発足と活動の内容が掲載されました。
ビーチクリーンのようすや、みんなで作った『ウミガメからのお願い』看板(うみまーるがデザインと文面を考案し、以前座間味島に住んでいたオランダ人のヨーストに英訳してもらい、メンバーの糸嶺真紀子さんにイラストを描いてもらって、座間味ファンの駒井俊之さんファミリー(愛知県)が製作して寄贈してくださいました)、いつも村内の各ビーチをボランティア清掃してくださっている座間味リピーターの南部和紀さん(山口県)を交えての定例会、外来種モクマオウの駆除と有効利用への取り組みなどが紹介されています。