阿真ビーチには、毎日のように食事にやってくる常連のアオウミガメがいます。
浅瀬の海底に生えているリュウキュウスガモやウミヒルモなどの
海草が大好物なのです。
潮が満ちてくるとリーフ内に入ってきて、海底をゆっくりはいながら、
もぐもぐ夢中で食べています。
カメたちにとって、潮が引き始めるまでの間が、
その日の貴重な食事の時間です。
カメの気持ちになって、おどかさないようにそっと見守れば、
自然のままの姿をゆっくり見せてくれます。
ウミ里会では、うみまーるが2004年から観察を続けてきた
阿真ビーチのウミガメたちの情報を共有し、
引き続き、みんなで観察を続け、記録などをつけています。
ここでは、その常連さんの中でも、特徴的なウミガメたちを紹介します。
ぜひ、出会ったカメの特徴を覚えておいてください。
次に座間味島へ来た時に、同じウミガメと再会できる喜びは大きいですよ。
★ウミガメの名前について
表示している名前は、うみまーる独自のもので、決まっている訳ではありません。
座間味島の中でも、ショップや個人で、それぞれ名前をつけていますので、
好きな名前を選んでもいいですし、自分で自由に名前をつけてもいいと思います。
実際のところ、どの名前がいいかは、ウミガメ本人に聞いてみないと分かりませんが(?)、
大事なのは、それぞれ個々のウミガメ・・、かけがえのないその1頭を見分けること。
「座間味島でアオウミガメに会った」よりも
「座間味島でアオウミガメの◯◯に会った」という思い出の方が、楽しいと思いませんか?
そして、ぜひ、その出会ったウミガメとトモダチになって、また会いに来てくださいね。
★アオウミガメの標準的な体形うみまーるのウミガメの名前のつけ方
アオウミガメの標準的な甲羅の構成(鱗の数や形など)と比べて
変わっているところや、
傷跡などで一生変わらないだろうと思われる特徴を元に
そのカメの個性につながる名前を付けています。
あなたがどの子に会ったか確認したい場合は、
ウミ里会事務局のあるプチギャラリーうみまーるまで、
写真と一緒にお問い合わせください。
おどかさないようそっとやさしく見守れば、個性豊かでユニークな自然の姿を長く観察できます。
ウミガメも、人も、他の生きものたちも、ともに楽しくしあわせな時間を...
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